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灯台の管理人ブログ - 赤ちゃん連れて、旅をする

猫をイギリスに連れて行く 後編

さて、猫をイギリスに輸送するにあたり、必要だった作業は下記の通り。
前編にて、⑥まで記録させて頂きました。
後編では⑦について説明したいと思います。

① マイクロチップの装着と証明書発行(これは彼が産まれてすぐにしていました)
② 狂犬病の予防接種
③ 30日間の待機
④ 2回目の狂犬病の予防接種
⑤ 2回目の予防接種から1週間後、狂犬病抗体値検査を受けるため、動物病院で血清採取
⑥ 採取した血清を英国認定ラボに自分で送付し、検査結果を待つ
⑥ 狂犬病が陰性だったら、6ヶ月間国内で待機(*2012年からルールが変わるそうです)

⑦ ペット輸送業者に輸送の依頼をする
⑧ 英国到着。ヒースロー空港のAnimal Reception Centreに迎えに行く


ふぁーさんは渡英できるのが最短で12月13日だったのですが、我が家は6月にK氏が渡英していたことから社宅には3カ月後の9月前半までしかいられませんでした。
娘が産まれたばかりでなければ、12月13日まで社宅の近くにアパートでも借りて、待機期間が終わるのを一緒に待ったことでしょう。
そうすれば同じJAL便に乗って渡英できるし、渡英前のケアも同じ病院にお世話になれるので安心!!
しかし、やはり娘の成長も夫は見たいだろうし、私も見て欲しい。
娘と息子のはざまで揺れに揺れ、間を取って3カ月は私が1人で1人と1匹の子育てをし、残りの3カ月はふぁーさんに留守番してもらうことにしました。

⑦について

私達が先に渡英するので、包括してお世話して下さる業者さんを探さなければなりませんでした。
見積を取った会社はこちら。
*日本通運
*三井倉庫エアカーゴ(以下、三井倉庫AC)
*ワールドケアペットトランスポート(以下、WCPT)

日通さんは包括的な対応をしていらっしゃらなかったので、問い合わせてすぐに却下となりました。
下記は日通さんからのメールを一部抜粋↓↓↓

*当社ペット輸送サービスは、成田空港当社事務所預かりより、到着地空港までの輸送の部分のみの範囲にて請け負います。
現地空港到着以降のお取扱につきましては一切対応をしておりませんので、お客ご自身及び荷受人様にて、到着後確実な受取ができるよう、事前の手配をお願い致します。
万が一到着時に書類不備(当社発行の書類以外)などにより輸入できない場合に関しては、当社にては一切責任を負いかねますので、この点をご理解、ご了承のうえ、当社輸送サービスをご利用頂けますよう宜しくお願い申し上げます。

ここまで↑↑↑

三井倉庫ACさんは対応も親切丁寧で、親身になって相談に乗って下さり好感度は高かったです。でも最終的にWCPTさんにお願いしました。
大きな理由は1つ。
出発時間の48時間前から24時間前の24時間の間に内虫・外虫の駆除をしなければいけないのですが、私達は既に渡英していて自分たちで病院に連れて行くことが出来ないので、それならば一括してお願いできるところが良かったのです。
三井倉庫ACさんは、駆虫の部分はやっておらず、WCPTは本当に全てやってくださったことが大きかったです。

でも、三井倉庫や日通というと大手ですごく安心感がありますが、正直WCPTって?という感じでものすごく不安を感じていました。
「ものすっごい失礼な質問ですが、大手に比べると知名度が低いので心配しています。経営は大丈夫でしょうか?」なんつー質問から、最終的には「もし会社が潰れたとして、お金はどうでもいいですから猫だけは無事に返してください。」なんつーお願いまでする始末wwwww
担当のKさんはドン引きだったと思いますが、飄々とした方で対応も早く、やり取りを始めてからは不安を感じる所はありませんでした。
何より信頼を置ける!!と自信を持てた出来事が2つ。

①業者のことをよーく知っていて、日通・三井倉庫はなぜ移送がJALなのか?という問いに「慣れているので・・・」という解答だけだったのですが、WCPTは「やはり日系の航空会社が安心。そうなるとJALかANAになるが、ANAの場合はイギリス到着後の通関業者の仕事の出来が悪い。JALの通関業者(James Cargoというところ)は、仮に飛行機が遅れて到着したりしても残業して対応してくれるし、信頼が置ける。」とより詳しく説明して下さったので安心することが出来ました。

②アメリカの空港でケージから猫が逃げ出して、2カ月後に発見されたものの、衰弱が激しく飼い主の腕の中で安楽死になったというニュースを見て不安になり、「今まで逃げたということはありませんでしたか?!」と半泣きで問い合わせたところ、「逃走の件ですがメーカーによってケージの上下をクリップで止めるタイプがあります。その場合ケージ上部のハンドルで持ち上げた際にクリップがちゃんと止まってないと上下が外れてしまいます、弊社の場合ねじ止めを使用しますのでまず大丈夫です。また、ケースバイケースでハンドルを持てなくしてしまいます。」というメールをすぐ送ってくださったと共に、使用予定のケージのネジ部分の詳細と、WCPTは受託不可としているクリップ式のケージの写真を送ってくださいました。私はクリップ式のケージを買おうとしてたので、ここにお任せして良かった・・・と心から思いました。

尚、代金は下記の通り。
三井倉庫AC 296,555円
WCPT     249,750円

見積の詳細を比較すると三井倉庫さんの方がどれも割高になっています。
WCPTはこの代金に24時間前の駆虫と健康診断を受けた動物病院の費用も含まれていますし、実際ふぁーさんを見てサイズを確認してからケージを手配して下さって、ケージの代金も含まれています。
大手企業の安心料と考えられないこともありませんが、私はWCPTに安心してお任せすることが出来たので、その上値段も安く済み、満足しています。



by k-kifa | 2011-12-18 08:28 | 猫が好きです

2011年3月11日に生まれた娘を連れて旅をする、夫婦の記録
by k-kifa

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